この記事の対象者
- メタルを聴きたいけど、どのバンドを聴けばいいかわからない人
- 日本のメタルバンドを知らない人
こんにちは、ヘレンです。
この記事ではメタル歴約10年の僕が日本のメタルバンドを紹介します。
世間的に知名度がある日本のメタルバンドは少ないと思います。
しかし、知られていないだけで素晴らしいバンドはたくさんいるので、今回は7つ紹介します!
Galneryus
現時点で日本一のメタルバンドはGalneryusです。
LOUD PARKにも何度も出演をし、メタルフェス以外にも精力的に出演している日本メタル界の至宝です。
GALNERYUS - DESTINY [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
アニソンにもいくつもタイアップを行っていて、クサいメタルをこれでもかとかかましてきます。
バンドメンバー各人が超人的なスキルの持ち主でもあります。
ライブにも何回も行きましたが、ボーカルのShoは常にCD以上のパフォーマンスをしていますし、ギターのSyuはギターを弾いて弾いて弾き倒しています!
とにもかくにも聞いてみてください!
GALNERYUS - RAISE MY SWORD[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
GALNERYUS - ANGEL OF SALVATION[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
筋肉少女帯
そもそもメタルバンドというくくりなのかどうかはわからないですがw
メンバーがバラバラの個性を持っているので、曲によってはすごくメタル的なものがあります。
筋肉少女帯 - サンフランシスコ [LIVE] (Kinnikusyoujotai - San Francisco [LIVE])
- ボーカル:白髪ひび割れメイク
- ギターの片割れ:コッテコテのV系メイク
- もう一人のギター:長髪のアメリカンスタイル
- ベース:1960年代風長髪
- キーボード(サポート):おっかない風貌
- ドラム(サポート):メタル風長髪
歴史が長く、1999年に一度解散をして2006年に再結成しています。
ボーカルの大槻ケンヂは音楽活動だけだはなく小説やエッセイをいくつも執筆しています。
ライブではコミカルなオーケンのMCも魅力の一つです!
サブカル好きであればマストで聞いておいたほうがいいバンドです。
筋肉少女帯 - これでいいのだ [LIVE] (Kinnikusyoujotai - Koredeiinoda [LIVE])
人間椅子
デビュー30年を超えて今が一番売れているという意味わからない売れ方をしている奇跡のバンドです。
Ozzfest Japan 2013で国内で再発見をされ、2010年代後半で海外でのライブをやり始め、2019年に無情のスキャットで主に海外で見つかったことによりブレークを果たすということになっています。
NINGEN ISU / Heartless Scat(人間椅子 / 無情のスキャット)
- ギター:落語家風見た目
- ベース:白塗り袈裟坊主
- ドラム:お祭り屋台あんちゃん風見た目
音楽的にはBlack Sabbathに通じるテンポが遅めで重たいという、本人たち曰く”気持ちの悪い音楽”というのをデビュー当時から行っています。
ギターの和嶋慎治(ワジー)は文学が好きなので、文学作品から着想を得ることもあり文芸ロックとも呼ばれています。
ライブもエネルギッシュで最高にかっこいいので、何度でも中毒のように行きたくなります。
気持ち悪い曲が好きなサブカル好きの方にお勧めをしたいバンドです。
Ningen Isu / Namahage (人間椅子/なまはげ)
NINGEN ISU / The Colour out of Space (人間椅子 / 宇宙からの色)
おまけ
筋肉少女帯と人間椅子は仲が良く、筋肉少女帯人間椅子というユニットで曲を出しています。
地獄のアロハという何故かどちらにもイメージのないアロハ感を出すというカオスな曲ですが、このバンドがコラボした時点で優勝です!
陰陽座
妖怪をメインに和の世界観とメタルを融合し、圧倒的な歌唱力を誇る歌姫がいるバンドです。
甲賀忍法帖が圧倒的な知名度があり、この曲しか知らないという方が多いと思います。
妖怪ヘヴィメタルの通り、曲名に”塗り壁”、”鵺”、”ひょうすべ”という曲もあります。
音楽的には正統派なメタルで、Judas PriestやIron Maidenからの影響が大きいです。
初期のころは小説家の京極夏彦作品からインスパイアした曲もあり、僕は陰陽座から京極作品を読み始めました。
ライブでは3~4回アンコールをやることでも有名です。
日本独自の和の要素が好きな方にお勧めのバンドです。
NOCTURNAL BLOODLUST
ヴィジュアル系の中で硬派な音楽を演奏しているバンドです。
LOUD PARKにも出演経験のある実力派バンドです。
NOCTURNAL BLOODLUST - DESPERATE (PV FULL)
V系、メタル系、邦ロック系と様々なジャンルをクロスオーバーして活躍しています。
バンド自体は何度かメンバーのやらかしを経てその度に活動中止と活動再開を繰り返しています。
2020年に新体制となっているので、ライブが楽しみです。
こういう邦ロック要素のあるライブはキッズが大はしゃぎしているのですが、ノクブラはV系でもあるのでバンギャも大はしゃぎしているというとてもカオスなフロアが最高に楽しいです。
V系や邦ロックが好きな方にお勧めのバンドです。
NOCTURNAL BLOODLUST - Punch me if you can (LYRIC VIDEO)
GYZE
今回紹介するなかでは一番激しいバンドです。
こちらもLOUD PARKに出演経験のあるバンドです。
GYZE - DESIRE [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
2010年代後半はこの手のジャンルは日本が世界一でした。
そこをけん引していたのがGYZEで、GYZEがいたからこそ日本のシーンがあそこまで盛り上がっていたのだと思います。
とにかく美しく激しい曲をこれでもかとぶちかましてくれています。
最近はオリエンタルな要素を取り入れたり、和を強調したりとチャレンジ精神が豊富です。
激しいメタルに興味があるけど、敷居が高いなと思っている方にお勧めのバンドです。
GYZE - NORTHERN HELL SONG 【Official Video】
GYZE - SAMURAI METAL (OFFICIAL VIDEO)
なお、GYZEはyoutubeのオフィシャルで全アルバムを丸ごとアップロードしているので気軽に聴いてみてください!
BABYMETAL
最後は皆さんなんとなく聞いたことがある、メタルアイドルです。
こちらも実はLOUD PARKに出演経験があります。
BABYMETAL - Road of Resistance - Live in Japan (OFFICIAL)
メタラーの中では賛否両論があるこのグループですが、僕は好きです。
最初は否定的だったのですが、2013年ぐらいにゲームをやりながらド・キ・ド・キ☆モーニングを聴いていたら気が付いたら300回ぐらいリピートしていました。
BABYMETAL - ド・キ・ド・キ☆モーニング - Doki Doki☆Morning (OFFICIAL)
いわゆる”やってみた”ではなく”やらされている”感が魅力だと思っていて、
メロスピとかV系メタルとかジェントとか色んなジャンルを片っ端から手を出している節操ない感じがとてもいいと思います。
一つのジャンルで勝負するより、そもそもがアイドルだから何でもありというところがうまくマッチしててプロデューサーの作戦勝ちです。
人気の理由はボーカルのSU-METALの圧倒的な歌唱力が大きいと思います。
メンバーはバックダンサーの一人が抜けて流動的なようです。
クオリティの高い色々なジャンルのメタルを手っ取り早く聴きたい方にお勧めです。
BABYMETAL - ギミチョコ!!- Gimme chocolate!! (OFFICIAL)
まとめ
日本のメタルバンドを紹介しました。
素晴らしいバンドはいくらでも存在します。
今回紹介できなかったバンドもたくさんいます。
メタルは幅が広いジャンルなので、どれか一つでも刺さればいいかなと思っています!