どうも、暑くて溶けてしまいそうなヘレンです。
2021年7月17日(土)に『愛とヘイト』リリースツアー “愛憎超過ツアー (序ノ口)”(DIAMOND HALL)に行ってきました。
出演バンド
- バックドロップシンデレラ
- ビレッジマンズストア
筆者は両バンドとも30回ぐらいライブを見たことがあり、バックドロップシンデレラはFREEDOM NAGOYA 2021 -EXPO-で見たのですが、ビレッジマンズストアのライブはかなり久しぶりでした。
どう考えてもこの2バンドのライブなら楽しいので、参加しました。
結果的に最高でした。
ビレッジマンズストア『愛とヘイト』について
今回のライブは2021年7月14日に発売された2ndフルアルバムの『愛とヘイト』のリリースツアーの初日です。
めちゃくちゃカッコいいアルバムとなっています。
2019年に村立(結成)15周年ということで、会場限定シングルを4作リリースしていました。
それをまとめて2020年にアルバムを発売する予定だったのですが、1年延期するといういきさつがあります。
そのおかげでボリュームがアップしているので転んでもただは起きぬといった感じでしょうか。
オススメの曲
カッコいい曲ばかりなんですが、オススメの曲は2曲目の"猫騙し人攫い"と11曲目"Love Me Fender"です。
猫騙し人攫い
猫騙し人攫いはシングルカットされていない新曲です。
1曲目の"ラブソングだった"で静かにアルバムをスタートさせ、2曲目のこの曲で一気に上げるという構成です。
やはりつかみは大事なので最初から聴き手の心をつかむ構成になっています。
アルバムを曲の寄せ集めではなく、ひとつの作品として大切にしているんだなというのが伝わってきます。
ビレッジマンズストア「猫騙し人攫い」(Official Music Video)
Love Me Fender
会場限定シングルで発売していた曲です。
新譜の中で一番好きな曲です。とにかく聴いてみてください。
ビレッジマンズストア「Love Me Fender」(official music video)
曲の初めから最後までサビがずっと続くような曲で、
とワクワクしながら聴いていました。
アルバム後半にこんな強い曲を持ってくるという構成にノックダウンです。
同じようなタイプの曲としてJanne Da Arcの"Stare"があります。
この曲も"Resist"というアルバムの最後に全編サビみたいな曲を放り込んでくる、強烈な構成のアルバムだったのでそれを思い出しました。
ライブ本編
会場は名古屋市のDIAMOND HALLでした。
名古屋駅から地下鉄東山線で「新栄駅」まで行き、2番出口から徒歩2分ぐらいの場所です。
雲竜フレックスビル西館の5FがDIAMOND HALLです。
ちなみに、B1FにはSPADE BOXとHeartLandというライブハウスがあり、徒歩30秒ほどの雲竜フレックスビル東館B1FにはAPOLLO BASEというライブハウスがあります。
話を戻して、DIAMOND HALLの通常時のキャパシティは1000人ぐらいなのですが、おそらく300人ほどだったと思います。
マスク着用が必須で入場時に検温、各入口や水場に消毒液が置かれていました。
やはり通常時よりは入場に時間がかかりましたが、それでも会場から30分でほとんどの人間が入場できていたと思うので、スタッフさんはとても優秀なんだと思います。
バックドロップシンデレラ
最初はバックドロップシンデレラでした。
ビレッジマンズストアの盟友といっても過言ではないバンドです。
同日に東京でムロフェスに出演していたにもかかわらず(出番10:00-10:25)、新幹線で名古屋に駆けつけて来てくれました。(出番18:00-18:40)
ライブ裏話
ムロフェス出演が決まってからオファーをしたようですw
無茶ぶりが過ぎるw
セットリスト
序盤と終盤は定番曲、中盤は新しい曲という構成でした。
鉄板の曲がいくつもあるにもかかわらず、新曲をライブでどんどんやるという姿勢が素晴らしいです!
(全部カッコいいし)
ライブの感想(バックドロップシンデレラ)
モッシュできないのが悲しい!
やはりバックドロップシンデレラのライブはモッシュがしたくなるライブです。
平常時はモッシュ・ダイブ・サークル何でもありの運動会みたいなライブが魅力的でした。
ただ、凡百のウェイウェイ系バンドと違いバックドロップシンデレラは曲にオリジナリティがあるので、モッシュが封じられていても楽しむことができます。
フェスだしてのブレイク部分でとんでもないこと(笑)になりましたがそれも含めてライブが楽しいんです。
フリーダムの時にも思ったことなのですが、でんでけあゆみ(Vo.)とペリー(Gt.)の歌唱力が向上していると思いました。
また楽しくいつも通りのウンザウンザできる日を首を長くして待っています。
ビレッジマンズストア
二番手はビレッジマンズストア。本日の主役です。
僕からしたら約2年ぶりぐらいの生ライブなのでとても楽しみでした。
セットリスト
2021年7月14日に発売した2ndフルアルバム「愛とヘイト」より多くの曲を演奏しています。
序盤中盤終盤と適度に定番曲混ぜ込んでいた構成でした。
ライブの感想(ビレッジマンズストア)
最高でした。
相変わらずのドでかい音とカッコいい曲、熱量あるパフォーマンスで体全体で浴びせられました。
イケメンが泥臭く汗だくになって演奏しているのがいいんです。
上手下手の両ギター陣は常に動き回りどちらもリフを弾きどちらもギターソロを引き倒すという圧巻のステージング!
すました顔でクールに決めているのではダメなんです。
あの熱さ。それこそが僕を奮い立たせるのです。
最大の魅力は曲がカッコいいということです。モッシュに依存していない曲が強すぎるんです。
要するに、"モッシュがあっても楽しいけどなくても楽しい"ということです。
"WENDY"や"ビレッジマンズ"というお馴染みナンバーでぶち上げ、ソーシャルディスタンスを守りつつ飛んだり跳ねたりしてしまいました。
ビレッジマンズストア "WENDY" (Official Music Video)
ビレッジマンズストア "ビレッジマンズ" (Official Music Video)
ライブのハイライトはやはり"逃げてくあの娘にゃ聴こえない"でしょう。
定番中の定番曲でコロナだろうが関係ない最強曲です。
ビレッジマンズストア "逃げてくあの娘にゃ聴こえない" (Official Music Video) / Village Man's Store
アンコールも含めて最初から最後まで最高のガレージロックを披露してくれました。
水野ギイ(Vo.)のパフォーマンス
ビレッジマンズストアの魅力の一つとして、ボーカルの水野ギイがあります。
流行りのハイトーンボイスからかけ離れたしわがれた声、ライブ中の挑発的な言動、ヴィジュアルとどこをとってもカッコいいです。
男でも惚れてしまうようなボーカルです。
口は悪いですが、我々のことを第一に考えているのが言動に表れています。
以下が例です。
水野ギイのパフォーマンス例
- "お前ら"ではなく、"お前"と言う
- 常に個人を見てくれている
- MC中にしゃがむことがある
- ステージの方が高いので我々に目線を合わせて話してくれる
ちょっとダサくてクサいようなMCも含めて唯一無二のボーカルです。
ライブの安全性
コロナ禍なので、やはり気になるところです。
結論から言うと、対策もしっかりしていたし、ルールを破るお客さんもいなかったという感じです。
会場のコロナ対策
ソーシャルディスタンスを守るべくマスの中に立っています。
転換中は換気をしています。
通路に荷物を置いている人がいたらスタッフが注意して自分のマスに移動させていた。
退場時にも密を避けるために規制をかけて、
みたいに順番に退場しました。
ルールを守るお客さんについて
声は出さないですし、マスからも出ない、ライブ中は飛んで跳ねて手を叩くだけといった感じです。
自分も含めてですが、あんなに楽しいライブで我慢できているというのは素直にすごいことな気がします。
まとめ
久しぶりにビレッジマンズストアを生で見ましたけど、最高でした。
ツアーファイナルはZepp Nagoyaを予定しているということなので、今度こそは絶対に行きます。
※2021年1月31日のZepp Nagoya公演はチケットが買えずオンライン観戦でした。。。
バックドロップシンデレラも曲が優れていると再確認できました。
どちらのバンドも大好きなので、また機会があればライブに行きたいと思います!